報告)2023 AITAC-ShowNet連動企画 ShowNetウォーキングツアー
先週金曜日(2023.06.16)に幕を閉じたInteropTokyo2023
AITACでは、InteropTokyo2023におけるShowNetとの連動企画として、次の2つのことを実施しました。
1:ShowNetウォーキングツアー
2:カリキュラム委員長によるSTMへの講義
【ShowNetウォーキングツアー】
今年はInteropTokyoの会期中3日間、お昼の時間帯に実施しました。
一般向けには有料で実施されるこのウォーキングツアー、AITACの各種セミナー修了者およびAITAC会員企業向けに無料で実施し
3日間合計41名の方にご参加いただきました。
ツアーではまず初めに、ツアーを担当するNOCメンバー(https://www.interop.jp/2023/shownet/noc/)から、今年のInteropそしてShowNetについて簡単な説明を受けます。
その後ツアーに出かけますが、会場は何しろ人の波。
ツアー担当NOCメンバーからの声はレシーバーを通じてツアー参加者に届きます。
各ラックの説明を受けながらツアーは進行しますが、実稼働しているネットワーク機器を目の当たりにしNOCメンバーからの説明を受けることで、きっとAITACの各種セミナーを受講された皆様にとっては机上の講義がより具体的に目の前に展開され具体的なイメージが持てたことと思います。
参加者の皆様が熱心に説明を聞く様子が、とても印象的でした。
AITACではSTEP2中級以上の修了者を対象として、このShowNetにおけるSTMメンバーに推薦しています。
「ネットワークエンジニア」と「サーバエンジニア」の垣根を無くし、ソフトウェア技術とプログラミング技術を利用して、外部クラウドを組み合わせた迅速なサービスインフラを設計・構築できるエンジニアの育成を目指し、一方でチームワークを醸成するために必要な「コミュニケーション能力」も培うべく構成されたセミナーの各コンテンツ。
AITACのセミナーを修了することで、こうしたShowNetでのSTMがうってつけの実践の場となります。
カリキュラム委員長によるSTMへの講義
InteropTokyo会期初日の夜、STMルームでは、AITACカリキュラム委員長の東京大学 関谷先生による講義が行われました。
講義といっても堅苦しいものではなく、関谷先生がNOCメンバーだったころ(なんと初参加は学生だったとのこと!)の話に始まり、なぜShowNetなのか、なぜAITACとShowNetが連携しているのか、などなど、面白おかしく話をいただきました。
最後に
今回のツアーの中にも5Gに関連するラックの見学もありましたが、会場に行かれた皆様、会場内にローカル5G基地局があったことに気づきましたか?
また、毎年トポロジー図が公開されているのですが、会場内のShowNetブース入口に、トポロジー図のどこがどれに対応しているのか説明もありましたが、こちらご覧になられましたでしょうか?
毎年毎年進化し続けるネットワーク環境の、その最先端を具現化しているShowNet。
そこにしっかりと追いついていけるだけの人材を、AITACは育成していきます。