APIE Advanced CampにてAITACのSTEP1コンテンツの講義とハンズオンを実施
AITACは、SOI Asiaプロジェクト(以下、SOI Asia)との連携の一環として、2024年3月11日~15日に慶應義塾大学にて行われたAPIE Advanced Campにて講義及びハンズオンセッションを実施しました。
このAPIE Advanced Campは、APIEコースを修了した学習者向けの1週間の招待制プログラムで、東南アジア諸国の学生が参加者の多数を占めています。
今回、BGP・Database・Computer Architecture・Network Operationといった講義内容のうちAITACでは、BGPをのぞくDatabase・Computer Architecture・Network Operationの3つの講義をAITACカリキュラム委員長の関谷先生(東京大学大学院)と同じくカリキュラム委員の山本先生(東京大学)が担当しました。
参加学生さんにインタビュー
学生さんたちは、日曜日に来日。
インタビューは3日目の午前の講義が終わったタイミングで、受講者の一人、アキル ガマ さんにお会いして実施させていただきました。
※今回参加者の皆さんからは「アキル」と呼ばれているそうです!
講義は午前と午後にみっちり
そろそろ疲れも出てきているかと思いきや・・・
「日本に来て講義を受けるのがとても楽しみ」にしていて、全く疲れを見せる様子ありません。
実はアキルさん、母国で通っている大学では電気工学部で学んでるそう
これらの内容はアキルさんにとっては専門分野ではないにもかかわらず、大学の講義よりも分かりやすく理解するのに時間もかからない、と目を輝かせて答えてくれます。
そんなアキルさんですが、今回APIEプログラムそしてAPIE Advanced Campを通じて、ネットワークを管理する仕事につきたいという夢があるそうです。
さらに、今後このAPIE Campが母国の大学で開催されたら、ぜひTA(TeachingAssistant)に立候補して活動したいとも言い、現在大学のネットワークのプロジェクトにもかかわっているので、今回学んだことを活かしてさらに頑張りたいと、盛りだくさんの意気込みを語ってくださいました。
===APIEプログラムの慶應大学 工藤氏より===
AITACの専門性の高いコースは、APIEを学習する学部学生には少しハードルが高いと心配していましたが、学生たちの満足度も高いよいキャンプとなりました。今後もAITACとの協力体制を継続しアジア太平洋地域に今後も必要な人材の育成に貢献したいと考えます。
===AITACカリキュラム委員長 関谷勇司氏より===今回、APIE Advanced Camp に参加された海外の学生に対して講義を行いましたが、日本の学生よりもインフラエンジニアに対する意識が高いと感じました。何よりも講義を楽しんで受講してもらえる姿が印象に残っています。
===AITACカリキュラム委員 山本成一氏より===東南アジアの学生さんたちは、チームを組んで演習課題を互いに教え合うことで、それぞれがこのキャンプでの成長を感じて頂けたようです。AITAC の IT アーキテクト育成プログラムが日本を超えて世界的に通用する手応えを感じました。
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AITACでは今後も、SOI Asiaプロジェクトと連携し、APIEプログラムを通じアジア太平洋地域において、社会に貢献するハード・ソフト両面のスキルを備えた次世代のエンジニア育成にも貢献すべく活動してまいります。
サマリー動画が公開されました(2024.05.20リンク追加)